【Blender】ミラーモディファイアを使うと境目に謎の線が出来てしまう時の解決方法
Blenderで、効率的にモデリングするために、『ミラーモディファイア』を使用すると思いますが、その際に真ん中の部分の境目から、なぜか謎の線が出来ていませんでしょうか。
この記事を読めば、「たったそれだけかよ!」と思うくらい一瞬でその悩みを解決することが出来ます。
早速、本題に入りましょう!
この記事の解説には、
Blender4.0.2を使用しています。
現象を作り出す
下図のUV球を用いて解説していきます。
1.まずは、サブディビジョンサーフェスをオブジェクトに対して付けます。

①スパナマークを選択
②モディファイアーを追加を選択
③生成を選択
④サブディビジョンサーフェスを選択

⑤サブディビジョンサーフェスの細分化レベルを3へ
⑥オブジェクトが選択された状態(縁がオレンジ色になった状態)で右クリック
⑦スムーズシェードを適用
2.次に、ミラーモディファイアを付けます。

⑧ミラーを行うために編集モードに入り、UV球を半分削除する
(アドオンのAuto Mirrorでも可)

⑨スパナマークを選択
⑩モディファイアー追加を選択
⑪生成を選択
⑫ミラーを選択

そうすると、ミラーを行った中心から線が浮き出てきたように境目が出来てしまいます。
3.サブディビジョンサーフェスとミラーモディファイアの順番を入れ替えます。

⑬ミラーモディファイアを左クリックでドラッグしたまま、サブディビジョンサーフェスの上に持っていきます。
⑭謎の線が消えます。
ただ順番を入れ替えるだけで、浮き出ていた線は消えて、きれいなUV球になりました。
Blender始めたての頃の私は、この現象がなぜ起きているのか分からず、何時間も格闘した記憶があります。
後から考えると『なんだこんな事かよ』と思いますが、こういうちょっとした躓きでも新しい事にチャレンジしようとしている人には大きな壁となり、せっかく始めたことを止めてしまう人も少なからずいると思います。
私が何時間も使って知ったことを、あなたと共有し、少しでもあなたのお役に立てましたら幸いです。
ここまで見ていただきありがとうございました。